減災と男女共同参画 研修推進センターでは、講師派遣も重要な取り組みとなっていますが、昨年の冬頃以降(東日本大震災女性支援ネットワーク時代)この6月までの派遣実績を振り返ると、派遣先に広がりが出てきています。
ありがたいことに、引き続き女性関連施設からのお声掛けをいただいておりますが、加えて、下記のような団体や活動背景を持つ方の前でもお話をさせていただく機会があり、災害とジェンダー・多様性配慮のテーマの重要性に対する認識が、徐々に広がってきているように感じています。
7月以降も、男女共同参画センターの人材育成研修や、自治体の防災・男女共同参画担当職員向け研修や、自主防災リーダー(=主に自治会・町内会等の役員さん)対象の研修など、さまざまなところで、参加者のみなさまとご一緒に充実した学習の場を作っていけるよう努力していきます。
6月に千葉市男女共同参画センターで実施したトレーナー養成研修より。男女共同参画の視点を入れた、実践的な避難所開設・運営図上訓練に取り組んでいる様子。
<最近の特色ある講師派遣先の例>
県の民生委員・児童委員協議会の研修、消防大学校や人と防災未来センターにおける自治体・消防署職員向けの研修、市の管理職職員向け研修、災害ボランティアセンターの開設・運営を担う社会福祉協議会職員向けの研修、自主防災リーダー向けの避難所開設・運営図上訓練などです。