自由に使える寸劇台本を公開!〜男女共同参画の視点の防災の理解を深める3つのストーリー

男女共同参画の視点からの寸劇の台本を公開しました!
ダウンロードして自由にご活用ください。

寸劇は3本です。
設定や登場人物を、お地元の状況に合わせて変えてみるのもよいと思います。
たとえば、「津波からの避難計画づくり」は、
風水害に設定を変えてもよいでしょう。

1 津波からの避難計画づくり
2 避難所運営ってたいへん!? 
3 生活再建の途上で・・・

下記よりダウンロードできます。
 ↓↓↓
「GDRR寸劇台本災害と男女共同参画2017」pdf

資料紹介:「市民のための防災・減災 ワークブック」(東京ボランティア・市民活動センター)

bosaigensaiWB各地で被害想定やその対策が見直されていますが、まだ十分とは言い難く、市民による防災・減災の取り組みも、さらに進めていく必要があります。

東京ボランティア・市民活動センターでは、地域で具体的な防災・減災の取り組みを進めることができるよう、ワークブックを作成しました。GDRRも作成に一部協力しました。

どれも取組み易いものになっていますので、ぜひ、ご覧ください。

http://www.tvac.or.jp/manten/list.cgi?i=1&co=1000791

『東日本大震災「災害・復興時における女性と子どもへの暴力」に関する調査 報告書』がウェブサイトにアップされました

 当センターの前身団体である、東日本大震災女性支援ネットワークが行った、災害・復興時における女性と子どもへの暴力に関する調査の報告書が、ネットワークのウェブサイトからご覧いただけるようになりましたので、当該ページのURLをご紹介させていただきます
(注:このサイト自体は解散と同時に更新を止めています)。

『東日本大震災「災害・復興時における女性と子どもへの暴力」に関する調査 報告書』
(東日本大震災女性支援ネットワーク編・発行、2013年)
 http://risetogetherjp.org/?p=4879

 なお、当センターのウェブサイトに掲載している「災害とジェンダー資料室」http://gdrr.org/library/ の中の、【Ⅱ国内の文献・資料一覧】の、(1)東日本大震災女性支援ネットワークによる発行物からも、この報告書のサイトにリンクしておりますので、さまざまな資料と併せて目を通したい方はこちらからご覧いただければと思います。

ワークブックの一部誤植のお知らせと 修正原稿のダウンロードのご案内

ワークブック69ページの、要配慮者支援を充実させるための被災に関する聞き取りシートA「被災後の生活状況につ
いてのアンケート」の、Q10の選択肢において、番号に誤植がございました。申し訳ございません。

これを修正し、68・69ページの連続したページとしてPDF化したものをダウンロードしていただけるようにいたしましたので、こちらからご利用下さい。

お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

防災ワークブック p68-69聞き取りシートA(PDF)

「男女共同参画・多様性配慮の視点で学ぶ 防災ワークブック ~地域・支援団体で使える!基本知識の解説とワークショップ教材8」

東日本大震災をはじめとした過去の大規模災害では、災害直後だけでなく、避難行動、避難(所)生活においても多くの命が失われ、体調を崩したり、暴力問題など人権を脅かされる問題もが起こっています。復興上もさまざまな課題が見られます。

ところが、避難行動にしても、性別や家族構成でその行動パターンには傾向の違いがあり、避難生活上の困難と求められる支援も、性別や、障害・病気の有無や程度、家族構成などによって大きく異なるにも関わらず、そうした違いを考慮に入れずに、避難訓練や避難所運営を含む災害対策・体制づくりや、防災指導が行われてきたのが現実です。th_workbook01

その結果、ひとたび大規模な災害が発生すると、要援護者を中心に犠牲者や健康悪化する人の増大、DVや性暴力対策の不備による被害者の発生、生活再建の遅れなど、さまざまな問題が発生してしまう傾向にあります。

このワークブックは、被災者一人ひとりの状態やくらしの実態に即した地域防災活動および災害支援のために不可欠な、男女共同参画・多様性配慮の視点を取り入れた防災の基礎知識と、実践的に活用できるワークショップ教材(参加型学習教材)で構成しています。

副題に「地域・支援団体で使える!基本知識の解説とワークショップ教材8」とあるように、教材を8種類・24点納めていますが、いずれも防災活動・災害支援活動に直接役立つ内容です。さらに、地域組織と災害支援団体向けに、避難所等の環境・運営・支援基準、組織として事前に備えるべき点や災害時に取り組むべき項目について、国の防災基本計画や各種の指針、国際的に広く活用されている人道支援の最低基準などを踏まえてまとめた「チェックシート」も掲載しています。

本ワークブックを、各地の防災政策や地域防災活動、災害支援団体の活動に活かしていただければ幸いです。

<内容>
ワークブックの活用方法
第1部 災害と男女共同参画多様性配慮
A 基礎知識 ~性別・立場で異なる被災経験と対策の方向性
B 要援護者支援と多様性配慮
C 災害時の暴力問題への対応
第2部 参加型学習に活用できるワークショップ教材集
教材1 地域の防災資源を書き出そう
教材2 イラストで考えよう!避難生活のあれこれ
教材3 その時どうするっ!?命・健康・人権を守る避難所運営
教材4 寸劇で高めよう!防災イマジネーション&コミュニケーション
教材5 いろんな立場で考えてみよう!「地域防災に女性の参画を」
教材6 あなたならどうする!?避難所でわいせつ事件!
教材7 要援護者支援について考えるワークショップ
教材8 被災者支援のための情報収集に挑戦!
・被災後の生活状況についてのアンケート
・育児・介護・介助・女性関連物資についてのアンケート

参考1 簡易版資料(基礎知識編)
参考2 地域防災活動の基本を知る
参考3 避難所における立場別の困難と必要な配慮・支援
参考4 チェックリスト① 避難生活における多様な要望への対応
参考5 チェックリスト② 地域の防災体制と活動
参考6 チェックリスト③ 支援団体の体制

実践者のためのQ&A集

 

※在庫がなくなりましたので、販売を中止いたしました。

◆詳細・お問い合わせ
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災害支援ツールの公開(2014年8月の西日本における土砂災害にあたって)災害時の被災者ニーズに関する聞き取りシート(2種)& 支援者のためのチェックシート ~要配慮者支援の視点・女性へのアプローチを重視して

各地に大きな土砂災害の被害をもたらした豪雨。被災地では、直接土砂の被害を受けた方はもちろん、引き続き土砂災害の危険性のある地域の方など、多くの人たちが避難生活を余儀なくされています。災害ボランティア等による支援活動も進められています。

そこで減災と男女共同参画 研修推進センターでは、支援に関わるみなさんの参考になればと、ジェンダー・多様性配慮の視点を反映させた、被災者の方への聞き取りシート(2種)を作成しましたので、紹介させていただきます。
 

また、支援のあり方について検討する際に役立つよう、内閣府の「男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針」の概要および、同 解説・事例集の、避難所の環境整備及び仮設住宅に関するチェックシートと、世界中で活用されている人道支援の国際基準である「スフィア基準」より、ジェンダー・多様性配慮に関連した部分を抜粋・意訳したものも紹介させていただきます(2)。

このたびの水害支援に関わる方をはじめ、各地で活用いただけますと幸いです。

 

(1)災害時の要配慮者支援を充実させるための被災に関する聞き取りシート(2種)

避難所の方向け(PDF)

在宅避難者の方向け(PDF)

 

(2)支援者の方向けの参考資料(内閣府の指針より)

①「避難所チェックシート(PDF)」 

②「応急仮設住宅チェックシート(PDF)
(ともに「内閣府男女共同参画局ウェブサイト 男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針 解説・事例集」より)

「スフィア基準に基づくジェンダー・多様性配慮のチェックリスト」(PDF)
(『男女共同参画の視点で実践する防災対策 テキスト 災害とジェンダー<基礎編>』より)

 
<活用される方へのメッセージ>

(1)被災に関する聞き取りシート

災害時に困難な状況におかれる傾向のある人たちの支援を充実させるためには、日頃から育児・介護に携わることが多く、家族の健康や衛生に気を配っている女性たちにこそ、重点的に現状や要望についての聞き取りをすることが不可欠です。しかし被災地では、女性たちの意見が汲み取られにくい状況に置かれたままになっているという状況は良く見られます。

したがって女性の視点は、女性のためだけではないということの理解を関係者の中で広く得ながら、効果的な聞き取りが進められるようにするためにも、こうしたシートが役立つと考えました。

聞き取りシートは、A4サイズで2ページのコンパクトなもので、立ち話などによる聞き取りでも活用しやすいように作っていますが、被災者の方自身に書きこんでもらうことも可能です。

文章を記入する欄はほとんどなく、チェックリスト形式なので、時間もかかりません。男性の被災者の方への聞き取りにも使えますし、聞き取りを担当する人が男性でも、内容が理解しやすく聞き取りを行いやすいよう、工夫をしています。

 

(2)支援のあり方に関する参考資料(内閣府の指針およびスフィア基準より)

東日本大震災で明らかになったさまざまな課題を踏まえて、2013年5月、内閣府男女共同参画局より、「男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針」およびその「解説・事例集」が公開されました。指針の概要はこちらです(内閣府男女共同参画局ウェブサイト 男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針 解説・事例集)。

被災者支援において、男女共同参画(ジェンダー)の視点がなぜ必要なのか、防災政策や被災者支援に具体的にどのように反映させていくべきかについて網羅的に記述されています。もちろん、災害時要援護者(要配慮者)の支援とも密接に結びついていることも強調されています。

中でも、指針の「解説・事例集」の最後に掲載されている、避難所および応急仮設住宅チェックシートは、A4サイズ1枚で、そのポイントがわかりやすくまとめられています。

また、国際赤十字運動、国連、災害救援に関わる国際協力NGO等の関係者で作られ、世界中で活用されている、人道支援に関する国際基準「スフィア基準」(日本語訳 難民支援協会のウェブサイト)から、性別や多様な立場に配慮した支援を行う際に重要となる部分を抜粋し、日本の文脈にあわせて翻訳したものを、当センターが作成したテキストより紹介させていただきました。

『男女共同参画の視点で実践する災害対策 テキスト 災害とジェンダー<基礎編>』 

『男女共同参画の視点で実践する災害対策 テキスト 災害とジェンダー<基礎編>』は、『こんな支援が欲しかった!~現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』と同様に、災害支援や防災政策、地域防災活動に関わっている方、これから関わろうとする方たちが、実践を目指して学習や研修に活用することを前提とした教材です。 続きを読む 『男女共同参画の視点で実践する災害対策 テキスト 災害とジェンダー<基礎編>』 

『こんな支援が欲しかった!〜現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』

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『こんな支援が欲しかった!
〜現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』

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