12月17日 福島県消防協会の女性消防団向け研修への講師派遣

12月17日(水)、福島県消防協会主催の女性消防団員向け研修で、当センターより講師を派遣してお話させていただきました。会場は県共生センター研修室、参加者は約50人。半分は男性消防団員の参加者で、中には行政職員と兼務している方もいました。

最初に主催者のあいさつと、東京で開催された世界各国の女性消防団員が集まる大会に参加した方からの報告がありましたが、消防団員数が減少する中で女性消防団員への期待が高まる一方、なかなか女性消防団員が増えないこと、女性消防団員が扱いやすい機材の不足、女性消防団員が携わる活動内容の在り方など、今後さまざまに検討していくべき課題があることが理解できました。

研修では、東日本大震災における被災者の困難を性別や立場別の視点で振り返り、政策や実践面で求められていることを共有した上で、今後の消防団活動の在り方について一緒に考えました。

少子高齢化で地域活動の担い手が減少していく中、地域社会の中で公益的な関心をもって活動に関わろうという人自体が減っているという今の傾向は、地域の防災活動(自主防災活動)と消防団の、両方の弱体化に直結する問題となっています。

また防災上も、住民のライフ・スタイルの多様性を踏まえた上での、避難誘導や避難生活上の助け合いが不可欠であり、地域とのつながりをしっかり持ちながら防災活動が展開されることが重要です。したがって、くらし目線をもつ女性は大変重要な存在であり、女性や若者がより参加しやすい環境を積極的に生み出していく必要があります。

そのためには、自主防災組織と消防団が常に連携しあって地域防災活動を盛り立てていくこと。災害直後の対応だけでなく、避難生活や女性・子ども・病人などさまざまな立場の被災時の困難とその対策にも目を向けていくことで、防災に関心を持つ人を広げていく必要があること。女性も男性も、くらし目線を持って防災活動に携わることが重要であること。働く女性・家庭のある女性や、休みが不定期な形態で働く若者でも参加しやすいように、会合や訓練の持ち方を工夫することなど、いろいろなことをやっていく必要があることなどを最後に確認して研修を終えました。

th_福島県女性消防団員研修01

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