テント村「まだいたい…」 閉鎖予定の益城町

テント村「まだいたい…」 閉鎖予定の益城町
(くまにちコム 2016年05月24日)

 益城町は24日、町総合運動公園に設置されたテント村で寝泊まりしている避難者約600人に、閉鎖予定の5月末までに他の避難所に移るよう呼び掛けを始めた。梅雨の大雨による浸水、気温上昇に伴う熱中症を懸念した安全対策だが、「屋根が怖い」とテント生活の継続を望む避難者も少なくない。

 テント村は、登山家の野口健さん(42)=東京都=を中心に複数の団体が、車中泊の解消などを目的に4月下旬に開設。町災害対策本部は5月中旬、熊本市東区のうまかな・よかなスタジアムなど町内外6カ所を「2次避難」先として用意し、テント村の避難者に希望を聞いた。

 町は24日、6カ所のうち町総合体育館アリーナへの移動を希望した人に「受け入れ準備が整った」と連絡。さっそく受け付けを済ませた元大工、岩見廣利さん(80)は「空調が効いて快適そうだが、間仕切りが布一枚じゃ周囲が気になる」と感想を語った。

 町は24日、6カ所のうち町総合体育館アリーナへの移動を希望した人に「受け入れ準備が整った」と連絡。さっそく受け付けを済ませた元大工、岩見廣利さん(80)は「空調が効いて快適そうだが、間仕切りが布一枚じゃ周囲が気になる」と感想を語った。

 家族5人でテント村にいる自営業、澤田めぐみさん(39)もアリーナへの移動を望んだが、次男(8)は「屋根が落ちてきたらどうするの」と嫌がる。引っ越すかもしれないと伝えると、泣かれた。「地震への恐怖が消えなければ、車中泊に戻るかもしれない」

 テント村には、屋内の避難所に比べるとプライバシーが守られる“メリット”もある。夫や高2の長女と寝泊まりしていた会社員、水野由美子さん(43)は避難所に移らず、自宅に戻った。「夫は仕事、娘も部活で朝が早い。周囲に迷惑を掛けたくない」。自宅では極力2階で過ごしているが、「できればテント村で暮らしたい」と漏らした。

 野口さんは、避難者の安全対策に理解を示しながらも、「車中泊に戻すのは絶対に避けたい」と強調。「日中を涼しい場所で過ごすなど、暑さ対策はできる。民間の代替地を探し、テント村の継続を町に働き掛けたい」と話している。

http://kumanichi.com/news/local/main/20160524011.xhtml

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