災害公営住宅で孤独死19人 東日本大震災の被災3県
(西日本新聞 2016年06月03日 18時33分)
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災者が入居する岩手、宮城、福島3県の災害公営住宅で誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」が、今年3月末までに19人に上ることが3日、共同通信の取材で分かった。
3県では仮設住宅から災害公営住宅に移る動きが本格化。マンションのような集合住宅型が中心で、独居の高齢者らが人間関係を築きにくく、異変があっても気付いてもらえずに孤独死するリスクが高まっている。行政や支援団体による訪問活動や新しいコミュニティーづくりが課題となる。
3県の災害公営住宅に入居したのは今年3月末現在で計約1万4千世帯、約3万人。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/249616