熊本地震3か月、体育館で授業続く 可動式仕切りで壁
(朝日新聞 2016年7月16日)
熊本地震から3カ月。大きな被害を受けた熊本市東区の市立東野中学校(536人)では、1年生6クラスが体育館で授業を続けている。
米村一雄教頭によると、3棟ある校舎のうち、全学年の教室があった北棟の被害が大きく、現在も立ち入りが出来ない状態。5月中旬から授業を再開したが、3年生は被害の少なかった別棟のパソコン教室や理科室を、2年生は武道場や木工室を利用している。
1年生は、体育館内に可動式の仕切りで壁を作り、教室にしている。放課後は部活動のため、机と椅子を廊下に出し、翌朝、生徒各自が元の位置に戻している。
校庭に建設中のプレハブ校舎は、8月中旬に完成し、2学期からは全学年が移る予定だ。
http://www.asahi.com/articles/ASJ7F52SXJ7FTQIP00K.html