【熊本地震半年】心筋梗塞、地震後に1・29倍、被災でストレス原因か

【熊本地震半年】心筋梗塞、地震後に1・29倍、被災でストレス原因か
(産経WEST 2016.10.17)

 熊本地震が発生した今年4~6月に急性心筋梗塞を発症した熊本県内の患者数が、昨年まで5年間の平均人数と比べて1・29倍に増えていたことが17日、熊本大大学院の小島淳(すなお)特任准教授の調査で分かった。県内では、家屋の倒壊などで50人が死亡し、「震災関連死」を含めると死者は110人にのぼる。震度7を2回観測し、余震も4千回を超えていることから、小島特任准教授は「患者の増加はストレスの影響が大きいのでは」と分析している。
 同県内には急性心筋梗塞を治療できる病院が21施設あり、熊本大が平成16年から患者数を調査。小島特任准教授が今年4~6月の患者数の速報値を集計した。
 今年4~6月の患者数は308人で、昨年まで5年間の同時期の平均人数237・4人と比べると、約70人多かった。昨年同期比では42人増えていた。今年は4月に109人、5月に99人が発症しており、いずれも昨年同月の90人、76人を大きく上回った。6月は100人で、昨年と同じだった。

 震災後に急性心筋梗塞の患者が増える傾向は、7年の阪神大震災や23年の東日本大震災のときにも確認されている。
 心筋梗塞は、心臓に酸素や栄養を送る冠動脈が閉塞(へいそく)することで、心臓の筋肉が壊死(えし)する病気。高血圧や糖尿病など慢性疾患のある人や喫煙者は発症リスクが高いとされる。
 急激にストレスがかかると血圧や脈拍が上昇し心臓に強い負担がかかることから、震災後に患者数が増える原因について、小島特任准教授は「被災した心労に加え、車中泊や避難所暮らしのストレス」と分析。2度も大きな揺れに見舞われた熊本では「3度目があるかも-という不安もあったのでは」と指摘している。

http://www.sankei.com/west/news/161017/wst1610170034-n1.html

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