未曽有の被害をもたらした東日本大震災から7年目に入りましたが、近年も各地でさまざまな災害が起きています。
そこで、男女共同参画・多様性配慮の視点による防災・復興対策の実現のために啓発活動等に取り組んできた減災と男女共同参画 研修推進センターでは、震災7年目の現状を検証するために、“男女共同参画の視点とともに減災をめざす 公開研究会 「東日本大震災から7年目の現状を考える」”を下記の通り開催します。
東日本大震災、熊本地震の被災地の男女センター等からのメッセージも踏まえて検証します。
ふるってご参加ください(事前申込制)。
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男女共同参画の視点とともに減災をめざす 公開研究会
東日本大震災から7年目の現状を考える
~熊本地震に関する内閣府調査も踏まえて~
【日時】 2017年8月6日(日) 10時00分~16時30分
【会場】 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター
東京都港区芝浦3-3-6 (map )
【参加費】資料代 500円
【申込】 事前にメールにてお申込み下さい。(定員に達した場合、お断りすることがあります)
下記のメールに、氏名・あればご所属・メールアドレス、をお知らせください。
(contact * gdrr.org ←*を@に変えて送信してください)
【プログラム】
10:00~12:00 第Ⅰ部 防災体制・避難生活支援の実際
《報告①》
「男女共同参画の視点による平成28年熊本地震対応状況調査報告書」から見た
自治体および民間支援団体の取組状況 (調査主体:内閣府男女共同参画局)
▶報告者:浅野 幸子
減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表
早稲田大学地域社会と危機管理研究所 招聘研究員《報告②》
男女共同参画の視点による防災啓発・人材育成の取組状況
▶報告者:池田 恵子
減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表
静岡大学教育学部/防災センター 教授コメント 後藤 至功 さん 佛教大学福祉教育開発センター 専任講師
13:00~14:00 第Ⅱ部 災害時の暴力問題とその防止に関する意見交換会
▶報告者:中野 宏美 さん
NPO法人しあわせなみだ 代表
藤原 志帆子 さん
NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表
14:00~16:30 第Ⅲ部 復興課題も見据えた今後の取り組みの方向性を展望する
《報告③》 「東日本大震災以降の『災害とジェンダー』の研究と実践の進展」
▶報告者:斉藤容子 さん
くらし研究所ままどころ 代表 人と防災未来センター リサーチフェロー《報告④》 東日本大震災・熊本地震の現場からの報告と事例の共有
進行: 浅野幸子
メッセージ:被災地の男女センター等より
▶報告者:草野祐香利さん
NPO法人こみゅーんwith助産師 理事長
(福島県いわき市。主に子育て環境をめぐって)
▶報告者:田中雅子さん
ネパール地震ジェンダー配慮支援の会 代表 上智大学総合グローバル 教授
(海外の事例:ネパール大地震後の女性たちの取り組み)意見交換 振り返りと今後の取り組みに向けて
進行: 池田恵子
【主催】減災と男女共同参画 研修推進センター
【共催】平成29-31年度文部科学省科学研究費補助金基盤(C)「女性の参画で巨大地震に備える」
【協力】特定非営利活動法人 国際協力NGO JEN(ジェン)