イコールネット仙台「避難所におけるトイレ衛生対策ワークショップ」レポート

男女共同参画の視点に立った防災啓発・人材育成に取り組んできたNPO法人イコールネット仙台(代表:宗片恵美子さん)が、6月10日午後、仙台市内で「避難所におけるトイレ衛生対策ワークショップ」を開催しました!

男女約30人の参加で、大いに盛り上がりました。当センターの浅野が進行役としてお手伝いさせていただきましたが、内容は以下の通りです。参加者は4グループに分かれ、各グループにはイコールネット仙台の講座で学んできた女性防災リーダーさんがサポートで入ってくれました。

■基本のお話(約30分)    
  ①避難生活の実態・困難と対応上のポイント 
  ②災害時のトイレの種類と活用方法 

■ワークショップ(約90分)  
  ①簡易トイレを組み立てる/環境改善する
  ②トイレ・衛生に関する問題をグループで話し合う

■振り返りと補足(約15分)  
  人道支援の国際基準、内閣府のガイドラインなど

 
ワークショップは、市販の簡易トイレ+テント、手作り段ボールトイレのみ、のグループに分れ、最初は、プライバシーへの配慮を前提に組み立てをしてもらいました。

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もちろん、そのままでは材料が足りませんから、写真1の通り、いろいろな素材を用意し、会場のテーブルやイスの利用もOKとして、自由に工夫をしてもらいました。

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その後、安全・衛生対策(掃除のしやすさの工夫、消毒薬や除菌シート・生理用品の配置、防犯と明かりの確保、ゴミ箱の設置など)、足腰の悪い方の使い勝手(トイレ用のテントは寄りかかるとすぐ倒れてしまいますし、簡易トイレも支え手が無いと危険)も考えて、さらに環境整備をしていただきました。

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後半は、避難所で発生し得るトイレ・衛生問題を複数出題し、グループで議論してもらいました。避難者数に対するトイレの数、男女別の割合、学校の間取り図上でトイレの配置を考える、嘔吐した人への対応、掃除・やトイレの使い方、感染症・エコノミークラス症候群等の対応策の検討まで取り組んだ上で、最後に、避難者に向けた感染症とエコノミークラス症候群の予防への協力メッセージ(ポスター)の作成を行いました。

最後は全体を振り返りながら、人道支援の国際基準、内閣府の避難所運営ガイドライン/災害時のトイレの確保・管理のガイドライン、厚労省の避難所の管理運営者のための健康チェックなどを重要部分のみを抜粋し、今後の対策の参考としていただきました。

あいにくの雨で肌寒い仙台でしたが、参加者の創意工夫にあふれたパワフルなトイレづくりと、熱心な議論に会場は熱気に包まれました。ありがとうございました!

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