避難所 女性の視点を 更衣室は男女別に トイレに照明と錠 性犯罪防止へ巡回 熊本地震
(西日本新聞 2016年04月23日 11時15分) 続きを読む 避難所 女性の視点を 更衣室は男女別に トイレに照明と錠 性犯罪防止へ巡回 熊本地震
避難所 女性の視点を 更衣室は男女別に トイレに照明と錠 性犯罪防止へ巡回 熊本地震
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避難所の2千人検診、9・1%に血栓 熊本で医師ら調査
(朝日新聞デジタル 6月14日) 続きを読む 避難所の2千人検診、9・1%に血栓 熊本で医師ら調査
熊本地震:認知症相談の8割「悪化」 避難所から不明者も
(毎日新聞 2016年6月11日 08時40分) 続きを読む 熊本地震:認知症相談の8割「悪化」 避難所から不明者も
避難所にも出没か、小学生女児に無理やりキスの疑い 熊本市非常勤職員逮捕
(産経WEST 2016.5.24 16:09) 続きを読む 避難所にも出没か、小学生女児に無理やりキスの疑い 熊本市非常勤職員逮捕
「避難所では子ども迷惑」 車・テント生活目立つ 益城
(朝日新聞 2016年5月29日15時59分) 続きを読む 「避難所では子ども迷惑」 車・テント生活目立つ 益城
各地に大きな土砂災害の被害をもたらした豪雨。被災地では、直接土砂の被害を受けた方はもちろん、引き続き土砂災害の危険性のある地域の方など、多くの人たちが避難生活を余儀なくされています。災害ボランティア等による支援活動も進められています。
そこで減災と男女共同参画 研修推進センターでは、支援に関わるみなさんの参考になればと、ジェンダー・多様性配慮の視点を反映させた、被災者の方への聞き取りシート(2種)を作成しましたので、紹介させていただきます。
また、支援のあり方について検討する際に役立つよう、内閣府の「男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針」の概要および、同 解説・事例集の、避難所の環境整備及び仮設住宅に関するチェックシートと、世界中で活用されている人道支援の国際基準である「スフィア基準」より、ジェンダー・多様性配慮に関連した部分を抜粋・意訳したものも紹介させていただきます(2)。
このたびの水害支援に関わる方をはじめ、各地で活用いただけますと幸いです。
(1)災害時の要配慮者支援を充実させるための被災に関する聞き取りシート(2種)
(2)支援者の方向けの参考資料(内閣府の指針より)
②「応急仮設住宅チェックシート(PDF)」
(ともに「内閣府男女共同参画局ウェブサイト 男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針 解説・事例集」より)
③「スフィア基準に基づくジェンダー・多様性配慮のチェックリスト」(PDF)
(『男女共同参画の視点で実践する防災対策 テキスト 災害とジェンダー<基礎編>』より)
<活用される方へのメッセージ>
(1)被災に関する聞き取りシート
災害時に困難な状況におかれる傾向のある人たちの支援を充実させるためには、日頃から育児・介護に携わることが多く、家族の健康や衛生に気を配っている女性たちにこそ、重点的に現状や要望についての聞き取りをすることが不可欠です。しかし被災地では、女性たちの意見が汲み取られにくい状況に置かれたままになっているという状況は良く見られます。
したがって女性の視点は、女性のためだけではないということの理解を関係者の中で広く得ながら、効果的な聞き取りが進められるようにするためにも、こうしたシートが役立つと考えました。
聞き取りシートは、A4サイズで2ページのコンパクトなもので、立ち話などによる聞き取りでも活用しやすいように作っていますが、被災者の方自身に書きこんでもらうことも可能です。
文章を記入する欄はほとんどなく、チェックリスト形式なので、時間もかかりません。男性の被災者の方への聞き取りにも使えますし、聞き取りを担当する人が男性でも、内容が理解しやすく聞き取りを行いやすいよう、工夫をしています。
(2)支援のあり方に関する参考資料(内閣府の指針およびスフィア基準より)
東日本大震災で明らかになったさまざまな課題を踏まえて、2013年5月、内閣府男女共同参画局より、「男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針」およびその「解説・事例集」が公開されました。指針の概要はこちらです(内閣府男女共同参画局ウェブサイト 男女共同参画の視点からの防災・復興取組み指針 解説・事例集)。
被災者支援において、男女共同参画(ジェンダー)の視点がなぜ必要なのか、防災政策や被災者支援に具体的にどのように反映させていくべきかについて網羅的に記述されています。もちろん、災害時要援護者(要配慮者)の支援とも密接に結びついていることも強調されています。
中でも、指針の「解説・事例集」の最後に掲載されている、避難所および応急仮設住宅チェックシートは、A4サイズ1枚で、そのポイントがわかりやすくまとめられています。
また、国際赤十字運動、国連、災害救援に関わる国際協力NGO等の関係者で作られ、世界中で活用されている、人道支援に関する国際基準「スフィア基準」(日本語訳 難民支援協会のウェブサイト)から、性別や多様な立場に配慮した支援を行う際に重要となる部分を抜粋し、日本の文脈にあわせて翻訳したものを、当センターが作成したテキストより紹介させていただきました。