避難所はトレーラーハウス 熊本地震、障害者・妊産婦ら向け

避難所はトレーラーハウス 熊本地震、障害者・妊産婦ら向け
(日経新聞 2016/6/20 13:21)

 熊本地震で被害が集中した熊本県益城町にトレーラーハウスが配備され、障害者や妊産婦ら配慮を必要とする世帯向けの「福祉避難所」に活用されている。浴槽やトイレを備えたタイプもあり、被災者は「家族だけの空間がうれしい」と歓迎。ただ8月末までの期間限定で、先行きに不安を訴える人もいる。

 福祉避難所は本来、介護施設などが使われ、内閣府によると、トレーラーハウスを使った福祉避難所は全国で初めて。

 被災地で支援活動をしている一般社団法人「協働プラットフォーム」(東京)が提案。福祉避難所の不足に悩んでいた町は、移動式で素早く設置できるトレーラーハウスを日本RV輸入協会から有料で借りた。

 町の産業展示場「グランメッセ熊本」の駐車場には19日現在で19台のトレーラーハウスが並び、13世帯が利用している。6月中に増設予定だ。

 部屋の広さは20~35平方メートル。ロフト付きの部屋や浴槽、トイレ、キッチンを備えたものもある。入居者の支援のため、保健師や看護師も巡回している。

 自宅の壁が崩れたという益城町の主婦、浜本ゆう子さん(46)は夫と小学6年の長男と入居。「息子が避難所では落ち着かず、車中泊やテント泊を繰り返した。やっと屋内で生活ができてありがたい」と話す。

 町は仮設住宅の建設を進めており、全ての完成が見込まれる8月末にはトレーラーハウスを返却する予定だ。浜本さんは自宅が「一部損壊」と判定され、仮設住宅には入れない。「自宅は建て直す予定だが、時期は分からない。どこに行けばいいのか」と漏らした。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H2Z_Q6A620C1CC0000/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

* Copy This Password *

* Type Or Paste Password Here *

8,157スパムコメントは、これまでのところでブロックされたSpam Free Wordpress

アーカイブ